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ず~っと一緒にいたい!

  • 執筆者の写真: 耕司 大平
    耕司 大平
  • 2022年1月22日
  • 読了時間: 5分

2022年1月22日(土) 「ず~っと一緒にいたい!」  LT(Loving Time)大平耕司 

『いっぱいの幸せをありがとう。』『私は幸せ者だ。』『だって、最期にあなたの顔を見れたから。』『これも日頃のなんとやら、なのかな?』

病室のベッドで手を握りながら、彼女は言う。

「最期ってなんだよ。」「お前は死なない、そうだろ?」

泣きながら返す僕を見て笑いながら

『ねえあなた、前言ってたよね?』『私が先に死んだら、俺も後追うよって。』

震えた声で彼女が言う。

「あぁ、すぐに行くから先行って待っててな!」

俺は本気で返した。

彼女がいない世界なんて、きっと色のない世界と同じだと思うから。

『ありがとう。』『でも、絶対に来ないで。』『その言葉が聞けただけで私は満足だよ。』『あぁ、幸せだなぁ。』『いい?』『あなたは絶対に違う人を見つけて幸せになってね?』『私の事は忘れて下さい。』『大好きなあなたの足枷にはなりたくないの。』『絶対に私の後を追わないで!!』『約束しないと化けて出ちゃうよ?(笑)』

返事が出来なかった。ここで返事したら、彼女がもうすぐ死ぬ事を認めてしまうようで怖かった。頭では理解してるつもりだが本当に認めたくなかったのだ。

『ゆーびきーりげーんまんうーそついたら…』

そうかすれた声でいいながら、彼女は天国へ旅立ちました。


あれから2年。好きな人は出来ないや。だって、お前じゃなきゃ意味ないもん。

お前とじゃなきゃ楽しくないもん。でもな、後を追おうと思ったけど、約束守って追わなかったよ。俺まで死んだらお前との思い出が、この世界から消えてしまうから。

辛いよ、毎日本当に辛いよ。

いつかは俺もそちらに行きます。

その時はいっぱいいっぱい話しようね?

いっぱい、いっぱい抱きしめて

いっぱい、いっぱい頭なでて

いっぱい、いっぱいキスをしよう。

幸せをありがとう。

あと少し頑張って、這いつくばってでも、生きてみます。

****************************************インターネット記事「naku」より*************

さて、今日私に与えられた聖書のメッセージです。

ヨハネ3章16節『神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。』・・・私たちの人生は、愛を学ぶためにあります。イエス様の弟子の一人であるヨハネは、特に神の愛について語っています。このヨハネは、12人の弟子たちの間では、一番最年少でした。それゆえでしょうか?いつも、イエス様の隣にいて、甘えていたような印象があります。先輩弟子のマタイ、マルコ、ルカがイエス様と弟子たちとの歩みを記した福音書を記したあと、30年が経ってからこのヨハネによる福音書の記事が書かれたのでした。そこには、先輩弟子たちが記した記事とは一味違ったイエス様の側面が描かれています。

この世は、最初に神様によって創造されました。この地上の自然、動物、人間に命を与えられたのは神様でした。そして、神様に愛され、その愛によって互いに愛し合い、永遠に生きるように命を与えられたのです。愛には限界がありません。この宇宙は愛によって造られたのです。ですから、永遠に広がっています。この宇宙の果てを知ることはだれ一人できません。従って、この宇宙には、愛を阻害するもの、つまりマイナスの要因が存在しません。十戒に反するような、罪、つまり悪である、愚痴、不平、不満、恐怖、疑い、心配、嫉妬、憎しみ、悲しみ、争い、裏切り、殺戮、不倫、病、災害、事故、滅び、死等は存在し得ないのです。そうです。神様の愛にはありえない罪の世が、この世界なのです。「この世」は神様によって創造されながら、その神を信じようとせず、神様に背き、悪の力に支配されている特殊な世界です。でも、愛の本質であられる神様は、このような世であるにもかかわらず、限りなく愛されて、ご自分の独り子なるイエス・キリストを遣わし、十字架上で、私たち罪人の身代わりとして死なせられました。ここに、神様の深い愛があります。イエス様は、神様の愛の表われであり、霊の目が閉ざされた愚かな人間の目を開き、永遠へと続く限りない愛を与えるためにおいでになりました。エレン・ホワイトの言葉です。

「いまは罪のために神の完全なみわざが傷つけられているが、それでも神の筆跡は残っている。いまでもすべての被造物は、神の完全さについて栄光を告げている。人間の利己心よりほかには、自分だけのために生きているものはいない。空中を飛ぶ鳥も、地上を動きまわる動物も、すべて何かほかの生命のために奉仕している。」(各時代希望上3頁)

もう一つ、私たちの心に愛の筆跡が残っているものがあります。それは、「この人とず~っと一緒にいたい」という思いです。「神は・・永遠を思う心を人に与えられた」(コヘレト3:11)と言われた通りです。死で私たちの愛が永遠に引き離されるのであれば、そのような思いは与えられなかったはずです。あたかも、子供にアイスクリームを一口味わわせておいて、急に取り上げるようなものです。愛の神様は、永遠に愛する人とず~っと一緒に居れるように人間を造られたから、私たちにそのような思いを与えられたのです。

私たちの人生には、悲しみや苦しみが日々襲ってきます。そのたびに、神や仏などいるものかと悲嘆に暮れてしまいます。しかし、聖書は、だからこそ神様の愛と永遠の世界がそのために用意されていると述べています。この世は、アダムとエバによって「ワガママな自己中」の神(悪魔)を選んだ結果、現われた世界です。その罪の世は、神の愛の世界には存在し得ないので、滅びへと向かいます。私たちはその証人として選ばれました。

「キリストは、ご自分の生涯と死によって、罪のために生じた破滅から回復するよりももっと大きなことを成し遂げられた。神と人とを永遠に引き離すことがサタンの目的であった。しかしキリストのうちにあるときに我々は堕落しなかった場合よりも、もっと密接に神につながるようになるのである。」(各時希望上11頁)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

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